賃貸物件の電球が切れたらどうする?交換方法や費用負担、注意点を解説
賃貸物件に住んでいて、部屋に設置されている電球が切れたとき、「自分で交換してもいいの?」「費用は誰が負担するの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、賃貸物件で電球が切れたときの基本的な対応方法や交換方法、費用負担、交換時の注意点についてわかりやすく解説します。
-
賃貸物件の電球が切れたら基本的には入居者が交換する
-
賃貸物件で電球を交換する方法
-
賃貸物件で電球を交換する際の注意点
-
室内の電球交換にかかる費用は誰が負担する?
-
入居時・退去時の電球交換について
-
室内の電球以外でオーナーが修理・交換を行う主な設備
-
まとめ
賃貸物件で室内の電球が切れた場合は、基本的に入居者が交換します。
ただし、電球の種類や設備によっては、管理会社やオーナーへ確認したほうがよい場合もあります。
まずは電球が消耗品なのか、照明器具自体の故障なのかを確認し、状況に応じて適切に対応することが大切です。
室内の電球は消耗品として扱われることが一般的
室内の電球は、日常生活で使用するうちに寿命を迎える消耗品です。
そのため、賃貸物件では電球が切れた場合、入居者が新しい電球を購入し、交換するケースが一般的です。
賃貸借契約書に電球交換についての取り決めが記載されている場合は、その内容に従いましょう。
共用部分の電球は管理会社やオーナーが交換する
アパートやマンションの共用部分に設置されている電球は、管理会社やオーナーが管理しているため、入居者が交換する必要はありません。
共用部分には、次のような場所があります。
・共用廊下
・階段
・エントランス
・エレベーター
・駐車場、駐輪場
・外灯
これらの共用部分の電球が切れていることに気付いた場合は、自分で交換せず、管理会社やオーナーへ連絡しましょう。
一般的に、共用部分の維持管理にかかる費用は管理会社やオーナーが負担します。
ベランダや専用庭など、室外であっても入居者だけが使用する専有部分の照明は、入居者が交換するケースが一般的です。
交換してよいか判断に迷う場合は、事前に管理会社やオーナーへ確認すると安心です。
管理会社やオーナーへ確認したほうがよいケース
電球が点灯しない場合でも、必ずしも電球切れとは限りません。
次のようなケースでは、自分で交換せず、管理会社やオーナーへ相談することをおすすめします。
・備え付けのLED照明が点灯しない
・電球を交換しても点灯しない
・照明器具本体が故障している可能性がある
・高い場所に設置されていて、安全に交換できない
・賃貸借契約書に電球交換や費用負担に関する取り決めがある
照明器具が備え付け設備の場合は、管理会社やオーナーが修理・交換を行うケースもあります。
無理に交換や分解をすると、故障の原因となる可能性があるため注意しましょう。
賃貸物件で電球を交換する方法
電球は、種類やサイズを間違えると取り付けられなかったり、本来の性能を発揮できなかったりすることがあります。
交換する前に照明器具に適した電球を確認し、安全に作業を行いましょう。
ここでは、電球を交換する前に確認したいポイントや、安全に交換する手順をご紹介します。
■電球の種類やサイズを確認する
電球を交換する際は、現在使用している電球と同じ規格のものを選ぶことが大切です。
規格が異なる電球を取り付けると、点灯しなかったり、照明器具の故障につながったりする可能性があります。
購入前に、次のポイントを確認しましょう。
①口金のサイズ
口金とは、電球の根元にある金属部分を指します。
サイズが異なると取り付けられないため、現在使用している電球と同じ口金サイズを選びましょう。
日本の一般家庭では「E17」「E26」が多く使用されています。
②ワット数
照明器具には使用できる最大ワット数が定められています。
指定されたワット数を超える電球を使用すると、故障や発熱の原因となることがあるため、照明器具や電球の表示を確認しましょう。
③明るさ
LED電球はルーメン(lm)で明るさが表示されるのが一般的です。
これまで使用していた電球と同程度の明るさを選ぶと、違和感なく使用できます。
④光の色
光の色には、電球色・温白色・昼白色・昼光色などがあります。
部屋の用途や好みに合わせて選びましょう。
現在使用している電球と同じ光の色を選ぶと、部屋の雰囲気を変えずに使用できます。
・電球色:温かみのある落ち着いた色
・温白色:電球色と昼白色の中間で、自然な色合い
・昼白色:自然光に近く、リビングやキッチンなど幅広い場所に適している
・昼光色:青みがかった明るい色で、勉強部屋や書斎などに適している
ポイント
電球を購入する際は、現在使用している電球を家電量販店やホームセンターなどへ持参したり、電球に記載されている型番や規格、照明器具の仕様表示をスマートフォンで撮影したりしておくと、電球の買い間違いを防ぐことができます。
■電球を安全に交換する手順
電球を交換する際は、やけどや感電などの事故を防ぐため、安全に配慮して作業することが大切です。
次の手順に沿って、電球を交換しましょう。
-
- ①照明のスイッチを切る
- 電球を交換する前に、必ず照明のスイッチを切りましょう。
感電や故障を防ぐためにも、必要に応じてブレーカーを切るとより安心です。
-
- ②電球が冷めるまで待つ
- 点灯していた電球は高温になっています。
やけどを防ぐため、十分に冷めてから交換作業を始めましょう。
-
- ③古い電球を取り外す
- 電球を落とさないよう注意しながら、ゆっくり回して取り外します。
無理に力を入れると、電球や照明器具を破損するおそれがあるため注意しましょう。
-
- ④新しい電球を取り付ける
- 照明器具に適した規格の電球を取り付けます。
最後までしっかり取り付けますが、締め付けすぎないよう注意しましょう。
-
- ⑤点灯を確認する
- 交換後は照明のスイッチを入れ、正常に点灯するか確認します。
点灯しない場合は、電球の取り付け状態や規格に誤りがないか確認し、それでも点灯しない場合は照明器具本体の故障も考えられるため、管理会社やオーナーへ相談しましょう。
賃貸物件で電球を交換する際の注意点
電球交換は比較的簡単に行えますが、交換する電球や照明器具によっては注意が必要なケースもあります。
安全に交換するためにも、事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
照明器具を破損しないよう慎重に作業する
賃貸物件で設備として入居時から設置されている照明器具は、オーナーの所有物であることが一般的です。
そのため、電球を交換する際は、照明器具を破損しないよう慎重に作業しましょう。
無理に力を加えたり、構造がわからないまま分解したりすると、照明器具の故障や破損につながるおそれがあります。
交換方法がわからない場合や電球が固くて外れない場合は、作業を続けず、管理会社やオーナーへ相談しましょう。
高い場所にある照明は無理に交換しない
高い場所に設置されている照明を交換する際は、転倒や落下による事故に注意が必要です。
椅子や不安定な台の上で作業するのは避け、安定した脚立や踏み台を使用しましょう。
また、照明器具によっては取り外しや取り付けに両手を使うこともあるため、安全のために家族や知人に手伝ってもらうのもおすすめです。
自分で安全に交換できない場合は、無理をせず、管理会社やオーナーへ相談すると安心です。
備え付けのLED照明は勝手に交換しない
照明器具とLEDが一体になっているタイプは、電球だけを交換できない場合があります。
無理に分解すると故障や破損の原因になるため、備え付け設備で交換方法がわからない場合は、管理会社やオーナーへ確認しましょう。
電球を交換しても点灯しない場合は管理会社やオーナーへ連絡する
新しい電球に交換しても点灯しない場合は、照明器具本体や配線などに不具合が生じている可能性があります。
無理に修理や分解をせず、管理会社やオーナーへ連絡し、対応を依頼しましょう。
使用済みの電球は自治体のルールに従って処分する
使用済みの電球は、種類によって処分方法が異なります。
白熱電球やLED電球、蛍光灯などで分別方法が異なる場合があるため、お住まいの自治体のルールを確認して処分しましょう。
室内の電球交換にかかる費用は誰が負担する?
室内の電球は消耗品として扱われるため、交換費用は入居者が負担することが一般的です。
一方、入居時から電球が切れていた場合や照明器具本体に不具合がある場合は、オーナーが交換費用や修理費用を負担するケースがあります。
また、賃貸借契約書に電球交換や費用負担について特別な取り決めがある場合は、その内容が優先されます。
ただし、入居者の故意や過失によって照明器具を破損させた場合は、入居者が修理・交換費用を負担する可能性があります。
入居時・退去時の電球交換について
入居時や退去時に電球が切れていた場合は、どのように対応すればよいのでしょうか。
トラブルを防ぐためにも、それぞれの対応方法を確認しておきましょう。
入居時から電球が切れていた場合
入居時から電球が切れていた場合は、自分で交換する前に、できるだけ早めに管理会社やオーナーへ連絡しましょう。
入居前から電球が切れていた場合は、前の入居者による経年劣化として扱われ、オーナーが交換費用を負担するケースが一般的です。
ただし、契約内容によって対応が異なる場合もあるため、賃貸借契約書を確認し、不明な場合は管理会社やオーナーへ相談しましょう。
退去時に電球を交換する必要はある?
電球は消耗品として扱われるため、通常の使用によって切れた場合は、退去時に新しい電球へ交換する必要はないケースが一般的です。
一方で、賃貸借契約書に「退去時は電球を設置した状態で返却する」などの特約がある場合は、その内容が優先されます。
退去前に契約内容を確認しておくと安心です。
また、入居時に自分で購入・設置した照明器具がある場合は、原則として退去時に取り外して持ち帰ります。
置いていきたい場合は、事前に管理会社やオーナーの了承を得ましょう。
室内の電球以外でオーナーが修理・交換を行う主な設備
室内の電球は入居者が交換することが一般的ですが、共用部分の照明や備え付け設備の修理・交換などは、オーナーが対応するケースが多くあります。
ここでは、オーナーが修理・交換を行う主な設備をご紹介します。
- 共用部分の照明
- 備え付けのエアコン
- 雨漏り
- 建物や設備の経年劣化
●共用部分の照明
エントランスや共用廊下、階段、エレベーター、駐車場などの共用部分に設置されている照明は、オーナーや管理会社が管理している設備です。
そのため、電球交換や修理にかかる費用は、オーナーが負担することが一般的です。
共用部分の照明が切れていることに気付いた場合は、自分で交換せず、管理会社やオーナーへ連絡しましょう。
●備え付けのエアコン
入居時から設置されているエアコンが通常の使用によって故障した場合は、オーナーが修理・交換費用を負担することが一般的です。
ただし、契約上設備に含まれていない残置物のエアコンは、修理や交換の対象外となる場合があります。
故障した際は、自分で修理を依頼せず、管理会社やオーナーへ連絡しましょう。
●雨漏り
雨漏りは建物の維持管理に関わる不具合のため、建物の経年劣化が原因であれば、オーナーが修繕費用を負担することが一般的です。
雨漏りに気付いた場合は、被害が広がる前に管理会社やオーナーへ連絡し、早めに対応を依頼しましょう。
●建物や設備の経年劣化
建物や備え付け設備に通常の使用による経年劣化や不具合が生じた場合は、オーナーが修理や修繕を行うケースが一般的です。
不具合が見つかった場合は、自分で修理を手配せず、管理会社やオーナーへ連絡しましょう。
ポイント
賃貸借契約書に特約がある場合は、その内容が優先されます。
また、入居者の故意・過失による故障や破損は、入居者が修理・交換費用を負担する可能性があります。
建物や設備に不具合が生じた場合は、自分で修理や交換を行わず、まずは管理会社やオーナーへ相談しましょう。
まとめ
賃貸物件で室内の電球が切れた場合は、入居者が交換することが一般的です。
ただし、共用部分の照明や備え付け設備の故障などは、管理会社やオーナーが対応するケースが多いため、自分で判断せず相談しましょう。
また、電球を交換する際は、照明器具に適した種類やサイズを確認し、安全に作業することが大切です。
高い場所にある照明や備え付けのLED照明など、自分で対応するのが難しい場合は、無理をせず管理会社やオーナーへ連絡することをおすすめします。
入居時や退去時の対応、費用負担については、賃貸借契約書に特約が設けられている場合もあります。
不明な点がある場合は契約内容を確認し、必要に応じて管理会社やオーナーへ相談しながら適切に対応しましょう。
高い場所での電球交換は、無理せず相談するのだ!
愛知・岐阜・三重のお部屋探しはニッショー.jpで!
ニッショー.jpで、名古屋・愛知・岐阜・三重の賃貸物件を探してみよう!
築年数や人気の設備など、希望条件を追加して絞り込み検索をすることもできます。
- ニッショー.jp
- サガッシーのなるほどふむふむ
- 賃貸物件の電球が切れたらどうする?交換方法や費用負担、注意点を解説




愛知・岐阜・三重で50年以上、地域密着の直営主義でお部屋探しを提供している不動産会社【ニッショー】が運営するWebマガジン。
思わず「なるほど〜」「ふむふむ」とうなずけるようなイチオシ情報をサガッシーとともにお届けします!